昨年度皆さまからのご寄附により、以下の活動を実施させていただきます ①
ツルたちとの共生
出水市が令和6年に実施いたしましたクラウドファンディングプロジェクト「野鳥の聖地・出水ツルの越冬地を次世代に繋ぎたい!」 におきまして、目標として掲げておりました寄附金額 100万円 を大きく上回る189万2千円 のご支援を賜ることができました。この成果は、JALふるさと納税を通じて本プロジェクトにご賛同いただいたすべての皆様の温かいご支援とご協力の賜物であり、心より厚く御礼申し上げます。ご支援は、特別天然記念物であるツルの保護事業や、ラムサール条約に登録された湿地の利活用を推進する事業に活用させていただきます。令和7年度における、ツルと人との共生を目指したさまざまな活動に役立ててまいります。
写真左:遮光ネットや防風ネットを張りツルが安心して過ごせるようにしています。
写真右:1万羽を超えるツルが越冬する出水市では、ツルによる農業被害を防ぐために、給餌を行っています。ツル観察センター周辺では、ツルの密集を防ぐために、トラクターで、餌を広く薄く撒きます。
ツルの1日に必要なカロリーに比べて、給餌によるカロリー摂取量はごく一部で、そのほとんどは、ラムサール条約湿地に登録されている「出水ツルの越冬地」の豊かな生態系が支えています。
写真左:遮光ネットや防風ネットを張りツルが安心して過ごせるようにしています。
写真右:1万羽を超えるツルが越冬する出水市では、ツルによる農業被害を防ぐために、給餌を行っています。ツル観察センター周辺では、ツルの密集を防ぐために、トラクターで、餌を広く薄く撒きます。
ツルの1日に必要なカロリーに比べて、給餌によるカロリー摂取量はごく一部で、そのほとんどは、ラムサール条約湿地に登録されている「出水ツルの越冬地」の豊かな生態系が支えています。
ツルの給餌
ラムサール条約湿地「出水ツルの越冬地」
絶滅危惧種のツルを支える
『出水市は日本航空と連携し、ツルの保護・環境保全活動に取り組んでいます』
鹿児島県出水市は熊本県との県境に位置し、絶滅危惧種のナベヅルやマナヅル等、毎年1万羽を超えるツルが越冬します。ナベヅルの世界個体数の約9割、マナヅルの約4割が出水へやってきます。
その他クロヅル、ソデグロヅル、カナダヅル、タンチョウ、アネハヅルと7種のツルの渡来が出水平野で確認されています。
もともとツルは日本各地の田んぼや湿地帯で見られましたが、開発等が進み、日本で見ることができる場所は限られており、「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定されています。
ツルたちを受け入れる豊かな環境と人との共生の姿を未来へつなげるとともに地域資源として活用するために、令和3年に「出水ツルの越冬地」の478haがラムサール条約湿地に登録されました。
出水のツル越冬地の特色としては、
・1つ目に、大型の水鳥であるツルが人里で越冬し、間近に観察できる非常に珍しい場所である。
・2つ目は、世界のツル15種のうち7種が渡来することから、多くの種を一度に観察することができる。
・3つ目として、水田や河川が、希少種を含む野鳥の宝庫である。日本で見られる野鳥約600種の半数にあたる約300種の観察記録がある。
といったことが挙げられます。
また、令和4年には、新潟市とともに国内初のラムサール条約湿地自治体に認証されました。現在世界で43都市が認証を受けています。
鹿児島県出水市は熊本県との県境に位置し、絶滅危惧種のナベヅルやマナヅル等、毎年1万羽を超えるツルが越冬します。ナベヅルの世界個体数の約9割、マナヅルの約4割が出水へやってきます。
その他クロヅル、ソデグロヅル、カナダヅル、タンチョウ、アネハヅルと7種のツルの渡来が出水平野で確認されています。
もともとツルは日本各地の田んぼや湿地帯で見られましたが、開発等が進み、日本で見ることができる場所は限られており、「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定されています。
ツルたちを受け入れる豊かな環境と人との共生の姿を未来へつなげるとともに地域資源として活用するために、令和3年に「出水ツルの越冬地」の478haがラムサール条約湿地に登録されました。
出水のツル越冬地の特色としては、
・1つ目に、大型の水鳥であるツルが人里で越冬し、間近に観察できる非常に珍しい場所である。
・2つ目は、世界のツル15種のうち7種が渡来することから、多くの種を一度に観察することができる。
・3つ目として、水田や河川が、希少種を含む野鳥の宝庫である。日本で見られる野鳥約600種の半数にあたる約300種の観察記録がある。
といったことが挙げられます。
また、令和4年には、新潟市とともに国内初のラムサール条約湿地自治体に認証されました。現在世界で43都市が認証を受けています。
昨年度皆さまからのご寄附により、以下の活動を実施させていただきます ②
出水ツルの越冬地を次世代に繋く活動
ご支援は、「ラムサールレンジャー」の活動費としても活用されます。
※ラムサールレンジャーとは、ラムサール条約に登録された湿地を守る人たちのことです。
出水市の小学生・中学生、約20名が「ラムサールレンジャー」として、1年間かけて出水のラムサール湿地について学び、その自然を守り育てる活動に取り組んでいきます。
ツルを頂点とする出水の豊かな生態系が、私たちの身近な生活にも深く関わっていることを学ぶこの活動は、「野鳥の聖地」「ツルの越冬地」である出水を、次の世代にしっかり引き継いでいくことを目指す、たいせつな取り組みです。
※ラムサールレンジャーとは、ラムサール条約に登録された湿地を守る人たちのことです。
出水市の小学生・中学生、約20名が「ラムサールレンジャー」として、1年間かけて出水のラムサール湿地について学び、その自然を守り育てる活動に取り組んでいきます。
ツルを頂点とする出水の豊かな生態系が、私たちの身近な生活にも深く関わっていることを学ぶこの活動は、「野鳥の聖地」「ツルの越冬地」である出水を、次の世代にしっかり引き継いでいくことを目指す、たいせつな取り組みです。
ツルと共にいきる
簡単ではない、共生への道
出水では、人家のすぐそばでツルを見ることができます。出水のツルは、ロシアのシベリアやモンゴル、中国東北地方などから越冬するために渡来しますが、これらの地域は一帯が広大な湿原であるため、ツルの姿を見つけることは容易ではありません。人家のすぐそばで毎年1万羽以上のツルを見ることができる出水は、世界でも希少な場所です。
しかし、人とツルが共生することはそう簡単ではありません。
1万羽を超える大型野鳥のツルが越冬するためには、自然給餌のための豊富な資源が必要です。またツルにより収穫前の農作物を食べられたり、田んぼの畔を崩したりすることがあります。
電線などへの接触によってツルの羽や足が折れて飛べなくなったり、「もっと近くでツルを見たい、いい写真を撮りたい」と人間が過度に近づきすぎることでストレスを抱えてしまったりすることもあります。
令和4年度には、鳥インフルエンザが蔓延し、出水に渡来するツルの約1割にあたる1,400羽を超えるツルが死亡しました。鳥インフルエンザウイルスは、野生のカモ類が保有していますが、カモは感染しても通常無症状のまま糞によりウイルスを放出することから、ツルを含む野鳥は、カモとの接触により感染します。養鶏業が盛んな出水市では、鳥インフルエンザの防疫も重要な課題となっています。
ツルが出水を越冬地としてこれからも選んでくれるよう、環境を保全し続けていく必要があります。
しかし、人とツルが共生することはそう簡単ではありません。
1万羽を超える大型野鳥のツルが越冬するためには、自然給餌のための豊富な資源が必要です。またツルにより収穫前の農作物を食べられたり、田んぼの畔を崩したりすることがあります。
電線などへの接触によってツルの羽や足が折れて飛べなくなったり、「もっと近くでツルを見たい、いい写真を撮りたい」と人間が過度に近づきすぎることでストレスを抱えてしまったりすることもあります。
令和4年度には、鳥インフルエンザが蔓延し、出水に渡来するツルの約1割にあたる1,400羽を超えるツルが死亡しました。鳥インフルエンザウイルスは、野生のカモ類が保有していますが、カモは感染しても通常無症状のまま糞によりウイルスを放出することから、ツルを含む野鳥は、カモとの接触により感染します。養鶏業が盛んな出水市では、鳥インフルエンザの防疫も重要な課題となっています。
ツルが出水を越冬地としてこれからも選んでくれるよう、環境を保全し続けていく必要があります。
子どもたちのツルとの絆
ツルガイド博士と羽数調査
出水市内の小中学校では、毎年ツル検定を実施しており、筆記試験で 1 級に合格した児童・生徒のうち、実技試験に合格した子どもは「ツルガイド博士」として認定されます。
ツルガイド博士は、年によっては合格率が数パーセントと超難関の検定であり、認定されたこどもたちは、冬休みや週末に、観光客のボランティアガイドとして活躍しています。
また、近隣の学校にはツルクラブがあり、鶴荘学園ツルクラブは、1960 年から 63 年間、高尾野中学校ツルクラブは、1996 年から 27 年間にわたり、羽数調査等の保護活動を続けています。この中には親子 3 代に渡りツルの羽数調査をしてきたという家族もあります。年 4~5 回行われる子どもたちの羽数調査のデータは、ツル保護のための国際的に重要な基礎資料となっています。
ツルガイド博士とツルクラブ員には、日本航空からジャンパーやグランドコートが贈呈されています。
ツルガイド博士は、年によっては合格率が数パーセントと超難関の検定であり、認定されたこどもたちは、冬休みや週末に、観光客のボランティアガイドとして活躍しています。
また、近隣の学校にはツルクラブがあり、鶴荘学園ツルクラブは、1960 年から 63 年間、高尾野中学校ツルクラブは、1996 年から 27 年間にわたり、羽数調査等の保護活動を続けています。この中には親子 3 代に渡りツルの羽数調査をしてきたという家族もあります。年 4~5 回行われる子どもたちの羽数調査のデータは、ツル保護のための国際的に重要な基礎資料となっています。
ツルガイド博士とツルクラブ員には、日本航空からジャンパーやグランドコートが贈呈されています。
未来へつなぐ
生物多様性の取り組み
ラムサール条約湿地「出水ツルの越冬地」を中心に、ツルや人だけでなく、生態系でつながりあう全ての生き物にとって住みやすい自然を守り続け、次世代に繋いでいく使命が私たちにはあります。
その使命を果たすべく、ラムサール条約の基盤となる3つの柱「①保全・再生」、「②賢明な利用(ワイズユース)」、これらを促進する「③交流・学習」、それに出水市独自の「④越冬地利用調整」という4つの柱を掲げ、自然環境の保全と持続可能な活用の推進を目指しています。
今回いただいた寄附金は、4つの柱のうち「①保全・再生」、「②賢明な利用(ワイズユース)」、「③交流・学習」に活用させていただきます。
具体的には、自然環境の保全や環境教育、人と生き物との共生の仕組みづくり等です。
現在計画している事業として、
・ツルの自然給餌を促すため、大学と連携し「出水ツルの越冬地」の田んぼの生物多様性回復のための生き物生態調査
・「出水ツルの越冬地」周辺にある干潟での生き物観察会
・絶滅危惧種指定のカスミサンショウウオを増やすプロジェクト
等を予定しています。
その使命を果たすべく、ラムサール条約の基盤となる3つの柱「①保全・再生」、「②賢明な利用(ワイズユース)」、これらを促進する「③交流・学習」、それに出水市独自の「④越冬地利用調整」という4つの柱を掲げ、自然環境の保全と持続可能な活用の推進を目指しています。
今回いただいた寄附金は、4つの柱のうち「①保全・再生」、「②賢明な利用(ワイズユース)」、「③交流・学習」に活用させていただきます。
具体的には、自然環境の保全や環境教育、人と生き物との共生の仕組みづくり等です。
現在計画している事業として、
・ツルの自然給餌を促すため、大学と連携し「出水ツルの越冬地」の田んぼの生物多様性回復のための生き物生態調査
・「出水ツルの越冬地」周辺にある干潟での生き物観察会
・絶滅危惧種指定のカスミサンショウウオを増やすプロジェクト
等を予定しています。
特別な体験型返礼品(ツルの早朝飛び立ち観光)
ツルたちとの感動的な出会いにエコツアーガイドがご案内します
「ツルの早朝飛び立ち観光」
毎年冬、鹿児島県出水市には、約1万羽を超えるツル(ナベヅル・マナヅル)が越冬のために飛来します。夜明け前の静寂の中、空が白み始めるその瞬間——
ツルたちは、一斉に羽ばたき、空高く舞い上がります。
まるで大地から命が湧き上がるようなその光景は、出水市でしか体験できない自然の奇跡です。
ぜひ早朝のひとときを、静かに、そして心に深く刻んでみてください。
内容:エコツアーガイド1名による現地案内(約1時間)
対象人数:1回の寄付につき10名様までご参加可能
参加時間:午前6:45予定
※ご寄付いただいた方に詳細なご案内をお送りします。
ご寄附いただいた方への感謝の気持ちとして、
出水市ツル観察センターに設置予定の『JAC(日本エアコミューター) 廃材パーツ記念展示』に、
お名前を記載いたします。
※ご希望の方のみ
※掲載パーツはJAC航空機の実際の部品を再利用した展示オブジェです
空を舞うツルと飛行機。空と人、そして未来をつなぐ記念として、あなたのお名前を刻みませんか?
毎年冬、鹿児島県出水市には、約1万羽を超えるツル(ナベヅル・マナヅル)が越冬のために飛来します。夜明け前の静寂の中、空が白み始めるその瞬間——
ツルたちは、一斉に羽ばたき、空高く舞い上がります。
まるで大地から命が湧き上がるようなその光景は、出水市でしか体験できない自然の奇跡です。
ぜひ早朝のひとときを、静かに、そして心に深く刻んでみてください。
内容:エコツアーガイド1名による現地案内(約1時間)
対象人数:1回の寄付につき10名様までご参加可能
参加時間:午前6:45予定
※ご寄付いただいた方に詳細なご案内をお送りします。
ご寄附いただいた方への感謝の気持ちとして、
出水市ツル観察センターに設置予定の『JAC(日本エアコミューター) 廃材パーツ記念展示』に、
お名前を記載いたします。
※ご希望の方のみ
※掲載パーツはJAC航空機の実際の部品を再利用した展示オブジェです
空を舞うツルと飛行機。空と人、そして未来をつなぐ記念として、あなたのお名前を刻みませんか?