生産者の声 vol.2~佐藤水産こだわり新鮮「いくら」|JALふるさと納税
vol.2 佐藤水産こだわり新鮮「いくら」 vol.2 佐藤水産こだわり新鮮「いくら」

 JALふるさと納税のおススメ返礼品を実際に生産している「生産者」の声をお届けします。
今回は、ふるさと納税の返礼品で人気カテゴリー「魚介類」の中にある、北海道石狩市 佐藤水産の「いくら」の魅力にせまります。 佐藤水産の鮭への愛、そして「いくら」醤油漬の鮮度や、醤油へのこだわりを知っていただき、ふるさと納税の返礼品選びに是非参考にしてください。

実は鮭は赤身の魚じゃない!?
海のスーパーフード「天然鮭」

 鮭といえば紅色やサーモンピンク色の身が印象的なのですが、実は鮭は白身の魚なのです。 鮭はオキアミやプランクトンなどを餌とし、オキアミやプランクトンに含まれるアスタキサンチンを体に蓄えるため、身がサーモンピンク色となるのです。 このアスタキサンチンは、強力な抗酸化作用を持ち、美容や健康をサポートする天然の色素として近年注目を集め、化粧品やサプリメントなどに利用されています。
 一方、オキアミやプランクトンを餌としない養殖のサーモンは、与える餌に工夫を凝らし、各輸出国向けの身の色に育つよう養殖しています。 天然の鮭は自然界にある餌で綺麗なサーモンピンク色になっているので「天然のアスタキサンチン」が多く含まれています。 鮭の卵である「いくら」が赤いのも、多くのアスタキサンチンを含んでいるからなのです。 アスタキサンチンは、ビタミンEの約1,000倍の抗酸化作用を持つといわれており、アスタキサンチンを多く含む天然の鮭や「いくら」は、 まさに海のスーパーフードといえるのではないでしょうか。

鮭の切り身の画像

わずか3%のエリート鮭軍団

 鮭は自分が生まれた川に回帰することが特徴として知られており、鮭が川を遡上する様子をテレビなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。 北海道で水揚げされる「シロサケ」という品種の鮭は、近年は水揚量が減っており、以前は10万トンほどの水揚量がありましたが、今では平均5万トンほどに減少しています。
 この鮭は、北海道では卵を孵化させてから春に川へ放流します。その鮭が川から海へ移動し、2歳になる頃に北の海に旅立ち、4歳から5歳頃に母川を目指し回帰します。 最後まで生き残り、母川に回帰できる鮭の比率はなんと、約3%以下といわれています。 佐藤水産では、9月から11月にかけて定置網で捕獲された、わずか約3%しか戻らない、ある意味少数精鋭のエリート集団の天然の鮭を原料としています。
 佐藤水産では貴重な天然の鮭を「残さず、最後まで大事に食べよう」という想いで、身はもちろん、骨、皮、内臓までも商品化して販売しております。

鮭の遡上の画像

鮮度にどこまでもこだわった
宝石のような佐藤水産の天然「いくら」

 佐藤水産では、前浜や石狩の漁港で水揚げした天然の鮭から、その日の午前中に「いくら」まで加工する仕組みを持っています。 佐藤水産では、当日水揚げされた鮭の卵のみを「いくら」に加工するため「いくら」にハリとコクがあり、一粒一粒が宝石のような美しい輝きを放っています。
 さらに、お客さまに美味しく安全な「いくら」を味わっていただきたいという想いから、他社に先駆け「いくらほぐし機」と「いくら洗浄除菌機」を開発し、 鮮度と衛生面にこだわった安心安全な「いくら」の加工を行ってきました。 これは、その日に取れた鮭の卵のみを使うからこそできる加工で、鮮度が落ちたすじこを機械にかけると魚卵がつぶれてしまったり、 水を吸ってしまうことがありますが、鮮度にこだわる佐藤水産ならではの加工方法なのです。 また手作業では取り除くことができないような汚れも、この機械を利用することで綺麗に落とすことができ、生臭みがほとんどない美味しい「いくら」が味わえます。 さらに「いくら」を急速冷凍できる冷凍保管施設が工場の横にあるため、鮮度はもちろん衛生面にも配慮した安心安全の「いくら」を一年中高品質で味わえるのが佐藤水産の大きな特長です。

筋子をいくらに加工する画像
いくらほぐし機の画像
いくらを洗浄する様子の画像

こだわりの魚醬が美味しさの秘訣
佐藤水産「いくら」の醤油漬

 佐藤水産の「いくら」醤油漬には、自社の専門工場で製造した、新鮮な鮭の内臓から作った「魚醤」を醤油たれに配合しています。 魚醤といっても、魚醤特有の臭みを丁寧に手作業取り除き仕上げた「鮭醤油」ですので、旨み成分がたっぷり含まれており、「いくら」との相性が抜群で旨みがとても増します。 そして佐藤水産の「いくら」醤油漬は、化学調味料・合成添加物は一切使っておらず、魚醤から生まれる深いコクが、塩分が控えめでもしっかりとした味わいを生んでいます。
 鮭の卵は産卵が近づく11月になるにつれて卵の皮がしっかりとしてくるのですが、佐藤水産の「いくら」醤油漬は、完熟前の10月までの皮がやわらかい北海道産天然鮭の 生すじこを使って製造するため、味が浸み込み、皮が口の中に残らず食感が良いのが特長です。
 熱々のごはんに、「いくら」を贅沢にかけたイクラ丼にするのが絶品です、と佐藤水産の方川さんは語ります。 また、パリッとした触感が特長の「てまり筋子」は方川さんお気に入りの逸品とのこと。手間暇を掛けた丁寧な仕事が感じられ、素材の良さを味わえる飽きのこない一品です。 まずは一度、以下のWEBサイトをご覧ください。

いくら丼の画像
いくら醤油漬けの画像
いくら3種の画像