府中市は、広島県の東南部内陸に位置する人口約３万人の市です。
「府中」の名は、8世紀ごろのこの地に「備後国府」が置かれ、備後国の政治、経済、文化の中心であったことに由来しています。公共施設・医療機関・商業施設等が点在し、生活に便利な市街地エリアと「三郎の滝」、「河佐峡」、「上下白壁の町並み」などといった、恵まれた自然環境や観光名所がある周辺エリアの二面性も魅力です。内陸工業都市として日本一を誇る工業製品を多く抱えるなど、古くから「ものづくりのまち」として全国に知られてきました。木工、繊維、機械金属、化学製品などの多くの地場産業が立地しており、近年ではご当地グルメの備後府中焼が脚光を浴びています。