自治体のご紹介
北海道の南西部、日本海を臨む町、江差。天然の良港に恵まれたこの地には、江戸期から明治期にかけてニシンの加工品やヒノキ材を求めて数多くの北前船が本州から訪れ、「江差の五月は江戸にもない」と謳われるほどの繁栄を極めました。
かつての栄華を伝える商家や姥神大神宮などの社寺が並ぶ「いにしえ街道」、幕末のロマン漂う「開陽丸記念館」、北海道最古の歴史を有する「姥神大神宮渡御祭」、民謡「江差追分」に代表される郷土芸能など、北前船交易による繁栄は、江戸時代から伝承されている文化とともに、今でもこの地域に色濃く連綿と受け継がれています。
人口7,000人ほどの小さな町ではありますが、「誇りある暮らしを未来へ紡ぎ、みんなでつくる“自分たちごと”のまちづくり」を目指しています。