自治体のご紹介
津市は、日本のほぼ中央に位置する三重県の県都です。年間を通じて温暖な気候で、中部圏と近畿圏の結節点でもあり、道路網、鉄道網、空港アクセス船など交通アクセスに恵まれています。古くは安濃津と呼ばれ、坊津(ぼうのつ)(鹿児島県南さつま市)、花旭塔津(はかたつ)(福岡県福岡市)と並んで「日本三津」の一つとされます。室町時代から戦国時代にかけては、美杉地域を本拠とする伊勢国司北畠氏が中世都市を形成し、大変栄えました。江戸時代に入ると、築城の名手である武将藤堂高虎が伊勢国・伊賀国の領主として入り、津城を中心とした城下町として発展するとともに、伊勢参宮の街道を城下に引き入れるなど、交通の要衝として街道を整備したことにより、宿場町としてもにぎわいました。