高知県梼原町

自治体のご紹介

梼原町は、町面積の91％を森林が占め、標高1,455ｍにもなる雄大な四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の小さな町です。四国カルスト高原は、全国的にも珍しい高位高原カルスト地形になっており、いたるところに手付かずの自然が残り、晴れた日などには太平洋から瀬戸内海まで一望できます。
また、町内には日本の夜明けを信じ幕末を駆け抜けた勤皇六志士の墓地が残っており、その他にも坂本龍馬や東津野出身の吉村虎太郎たちが脱藩するために通った道が昔の趣を残したまま維新の道・脱藩の道として存在しています。

総面積	236.45㎢
人口	3,147 人
世帯数	1,717 世帯
WEBサイト	www.town.yusuhara.kochi.jp/town/
お問い合わせ	TEL：0889-65-1250 E-Mail：110-yusuhara@town.yusuhara.lg.jp

この自治体の
魅力

CHARM

隈研吾氏設計の建築群

東京オリンピック新国立競技場を手掛けた建築家、隈研吾氏が設計した建物が多くあります。
梼原町庁舎、雲の上の図書館などの木造建築は、木の雰囲気を間近に感じられます。
梼原町の森林に囲まれた風景の中に溶け込むかのような外観も特徴的です。
豊かな自然と雄大な景色「四国カルスト」

日本三大カルストに数えられる「四国カルスト」。
高原の中にそびえる真っ白な風車は、梼原の環境モデル都市の象徴として印象的です。
夏場はたくさんの牛がのびのびと過ごしている様子が見られます。豊かな自然で育てられた牛のお肉は、梼原町の返礼品でもお楽しみいただけます。
1,100年余り毎継がれた「津野山神楽」

五穀豊穣に感謝する神祭（秋祭り）において、町内の随所で見ることができます。
神楽の毎は18節で構成されており、全ての毎を納めるには約8時間を要します。
軽快な音楽とダイナミックな動きが見事に融合した舞は非常に楽しく、神楽が奉納される日には、県外からも多くの人が訪れます。
神在居の千枚田

梼原町内は、平地が少ないことから斜面を利用した農耕作が発達しました。中でも神在居（かんざいこ）は、数多の田んぼが重なっていることから「千枚田」と呼ばれ親しまれています。梼原町を訪れた作家、故司馬遼太郎は、「農業が築き上げた日本のピラミッド。万里の頂上にも匹敵する」と感嘆されたそうです。
古くから住民に親しまれた「ゆすはら座」

昭和23年に梼原町の中心部に建設された建物で、平成7年9月に当時の建設場所から現在の建設場所へ移転復元されました。
対象時代の和洋折衷様式を取り入れた建造物で、高知県下では唯一の木造芝居小屋で、「梼原公民館」として住民の娯楽を楽しむ場となっていました。

この自治体の
イベント

EVENTS

春
- 4月上旬／四万十川一斉清掃
  
  国の重要文化的景観にも指定されている「日本最後の清流　四万十川」をいつまでも後世へと引き継いでいくため、地域の方が近隣河川沿いのゴミ拾い、草刈りなどを実施しています。
夏
- 6月下旬／虫おくり
  
  四万川区では、毎年6月終わりに「虫おくり」という稲につく害虫を祓い、1年の豊作を祈願して各農家が松明を持ち、太鼓などを打ち鳴らしながら練り歩く行事を行っています。
- 8月中旬／高原まつり
  
  毎年度8月14日・15日に開催し、ゲストを招いたステージショーを開催。露店も並んでおり、祭りの最後には花火が打ちあがります。
秋
- 9月中旬／土佐牛まるかじり大会
  
  土佐牛と野菜のセットをバーベキュー形式で楽しめるイベントとなっており、自然の中で食べるお肉は格別においしいです！！
- 10月上旬／ゆすはらグルメまつり
  
  町内、県内の特産品はもちろんのこと、隣県の愛媛県や交流都市のB級グルメも集まり、毎年たくさんのお客さんで大賑わいのイベントです！
- 10月上旬／龍馬脱藩マラソン大会
  
  梼原町の歴史的遺産である坂本龍馬脱藩の道になぞらえたコースは、高低差550ｍとマラソン通にはたまらないフルマラソンとなっている。