生産者の声 vol.11~世界レベルのお肉をめしあがれ!“ミヤチク都農工場”|JALふるさと納税
生産者の声vol.11~世界レベルのお肉をめしあがれ!“ミヤチク都農工場”~ 生産者の声vol.11~世界レベルのお肉をめしあがれ!“ミヤチク都農工場”~

「JALふるさと納税」のオススメ返礼品を生産している”生産者の声”を、宮崎県都農町からお届けします。
宮崎県は南九州に位置し、年間を通して温暖な気候に恵まれた自然豊かな地域です。
特に畜産については「畜産王国みやざき」と呼ばれるほどの規模を誇り、全国へ安心・安全な畜産物を供給しています。
今回は、宮崎牛・宮崎ブランドポークを日本から世界へ届ける「株式会社ミヤチク」発足の地、宮崎県都農町より「ミヤチク都農工場」の魅力に迫ります。

「日本のひなた」宮崎県から美味しいお肉をお届け!

ひなたは、漢字で書くと”日向”。宮崎県は神話の時代から”日向”と称されてきた土地でした。さらに平均気温、日照時間、快晴日数は全国トップクラス。宮崎県はまさに「日本のひなた」と呼ぶにぴったりの場所です。

家畜の飼養頭羽数でブロイラーが全国1位、豚が全国2位、肉用牛が全国3位(農林水産省畜産統計調査より)と肉用家畜の一大産地であり、「畜産王国みやざき」と呼ばれています。

宮崎県の畜産は、その品質の良さや生産量の多さから国内外問わず高い評価を受けています。
とくに宮崎牛は、5年に1度全国から選りすぐりの和牛を集めて行われる、全国和牛能力共進会において、最高賞にあたる“内閣総理大臣賞”を4大会連続で受賞しました。
これは共進会の長い歴史の中で、史上初となる快挙です。
さらに、アメリカで行われたアカデミー賞公認アフターパーティー「ガバナーズ・ボール」で 、宮崎牛が2024年を含め通算6回提供されています。
特定地域の和牛が振舞われるのは初めてのこと。海外展開を目指す宮崎牛ブランドの躍進につながりました。

和牛ステーキ

世界に羽ばたく宮崎ブランド

「畜産王国みやざき」のほぼ中央部に位置する“農の都“「都農町」。県内でも特に農畜産業が盛んな海と山に囲まれた自然豊かな町です。

都農町には、“宮崎牛・宮崎ブランド世界への躍進の立役者“と言っても過言ではない「株式会社ミヤチク」都農工場があります。
ミヤチクは、宮崎県内で生産される牛豚を中心に食肉へ加工し、宮崎県内はもとより日本全国、さらには海外に安全で安心なお肉をお届けしている会社です。

なかでも都農工場は、高い衛生基準が求められるEU輸出認定を受けている、宮崎ブランド世界進出の要所。

EUへの輸出認定には、施設・設備や食肉解体・分割の方法、衛生管理など厚生労働省が定める厳しい「対EU輸出食肉の取扱要綱」をクリアする必要があり、海外進出を見据えて新設された都農工場は、完成からわずか半年足らずでEU輸出を成しえました。

戦後まもないころから、先人たちが築いた畜産の基礎。その技術を脈々と受け継いだ先に、現在の生産者が育んだ”宮崎ブランド”があります。

この宝を都農工場から国内、国内から世界中へ届けるため、設備・技術・管理体制を磨き続けています。

「株式会社ミヤチク」都農工場作業風景

肉のうまみを最大限に引き出す!洗練された技術

最新鋭の設備だけでは、美味しい宮崎牛は完成しません。
万全の衛生管理はもちろん、洗練された技術もなくてはならない要素です。

とくにお肉のカット技術は、柔らかな食感を引き出すために、非常に重要なもの。お肉には長く丈夫な筋繊維が多く含まれているため、切り方によっては硬く食べにくいお肉になってしまうこともあります。さらに、牛の肉質や繊維の入り方は一頭一頭異なるので、熟練のカット技術が必要になるのです。

都農工場には、部分肉製造技術者のプロに与えられる、全国食肉学校認定資格「牛部分肉製造マイスター」、「豚部分肉製造マイスター」の資格保持者が在籍しています。

過去には、豚枝肉のカッティング技術を競う「豚枝肉カッティング技術共励会」で、職員が最優秀賞に輝いたことも。現在もカッティングのコンテストなどで毎年優秀な成績をおさめています。

またカット後の加工技術も、日本のみならず世界から認められています。世界3大コンテストと呼ばれる、DLG(ドイツ農業協会のハム・ソーセージ品質競技会)、IFFA(ドイツ食肉協会主催ハムのオリンピック)、SUFFA(ドイツ食肉加工協会による食肉加工品コンテスト)でもミヤチクのハムやソーセージなどの加工製品が入賞しました。

世界基準で高い評価を受けている品質と技術を武器に、ミヤチクの確かな味は作られているのです。

豚枝肉のカッティング
「株式会社ミヤチク」都農工場職員

世界が認めた、宮崎県の逸品を食卓へ

ミヤチクは”本当においしものを、より多くの人に届ける”というテーマを追求しています。
「宮崎の畜産農家を支えている、という誇りをもって働いています」(ミヤチク都農工場・庶務課課長の金丸さん)

「実際に商品を口にした人からの『ありがとう』の声は、ほんの些細なことであっても、私たちにとっては最高の喜びとなります。この声が私たちの自信となり、次はどんな製品を作ろう、どんなふうに喜んでもらえるだろうかと考えながら、毎日の仕事に情熱を燃やしています」と真剣な表情で話してくれました。
前身となる旧都農工場建設から50年余り。数々の苦難がありましたが、畜産農家と手を取り合って、現在まで乗り越えてきました。

日本一に輝く宮崎牛、宮崎ブランドポークなど、何一つ妥協なく、品質と味にこだわりをもって、都農町をけん引するミヤチク都農工場。
ひたすらに“おいしさ”への情熱を燃やし続けているお肉を、ぜひ一度ご賞味ください。

ミヤチク都農工場・庶務課課長の金丸さん
肉