ギフトにも自家用にも「うなぎ」は人気が高く、ふるさと納税の返礼品カテゴリーでも常に上位を占めています。
とりわけ人気のある【うなぎの蒲焼】に注目して産地やご当地ならではの魅力に迫ってオススメの品を選びました。
ひとえに蒲焼と言っても、有頭・無頭、背開き・腹開き、地焼き・蒸し焼き、タレの甘さ・辛さ、長焼き・カットなど地域やお店によって実に様々です。
ご当地発の蒲焼便で自分好みの「うなぎ」を探しにいきましょう。
九州発のうなぎ蒲焼便①
【産地事業者のこだわりポイント(抜粋)】
東串良町:うなぎ太郎
養鰻業が盛んな鹿児島県大隅地区でたくさんの養鰻場を訪ねて回り、納得できるものだけを仕入れています。特にこだわっているのは「焼き」。火加減や返しのタイミングを見極めつつ、うなぎ自身が持つ脂をうまくまとわせながらじっくり火入れしていきます。このうなぎを50年以上継ぎ足してきた秘伝のタレにくぐらせて仕上げます。うなぎ好きな人はもちろん、うなぎが苦手という人にこそぜひ食べてもらいたいです。
バイヤーコメント
国内産のうなぎは99%以上が養殖のうなぎです。その中でうなぎ生産量日本一の鹿児島県をはじめ九州ではうなぎの加工・製造が盛んにおこなわれています。
温暖な気候やミネラルが豊富な水質など九州産のうなぎは肉厚で甘みがある大きなサイズのうなぎが特長です。その良質なうなぎを地域のお店や事業者がそれぞれ有頭でうなぎ1尾を蒲焼きにした長焼きやお重や丼にそのまま盛り付けられるようにカットされたもの、手焼き、炭火焼きなど趣向を凝らし美味しいうなぎを提供されます。
九州では一般的にタレの味が関東に比べ甘く濃いと言われていますが、その味もお店によって「秘伝」のタレであったりするので食べ比べてみて自分の好みを確かめてみるのも楽しいです。
九州発のうなぎ蒲焼便②
【産地事業者のこだわりポイント(抜粋)】
諫早市:諫早淡水
厳選うなぎの香ばしい香り、甘さをおさえた秘伝のたれ、ふんわり柔らかで肉厚の身、なるべく蒸しを入れない、味わい深い旨みが広がるうなぎ本来の味を大事に仕上げる。これが諫早淡水伝統の「諫早焼き」です。
市内中央には本明川が流れ、古くより諫早一帯はうなぎの宝庫と言われてきました。
現在は資源を守るためにも天然うなぎではなく、九州産の養殖うなぎを仕入れ、日本名水百選にも選ばれた多良山系のミネラル豊富な湧水を使用する立て場で、うなぎにミネラルを吸収させてから伝統の諫早焼きで焼き上げております。
バイヤーコメント
国内産のうなぎは99%以上が養殖のうなぎです。その中でうなぎ生産量日本一の鹿児島県をはじめ九州ではうなぎの加工・製造が盛んにおこなわれています。
温暖な気候やミネラルが豊富な水質など九州産のうなぎは肉厚で甘みがある大きなサイズのうなぎが特長です。その良質なうなぎを地域のお店や事業者がそれぞれ有頭でうなぎ1尾を蒲焼きにした長焼きやお重や丼にそのまま盛り付けられるようにカットされたもの、手焼き、炭火焼きなど趣向を凝らし美味しいうなぎを提供されます。
九州では一般的にタレの味が関東に比べ甘く濃いと言われていますが、その味もお店によって「秘伝」のタレであったりするので食べ比べてみて自分の好みを確かめてみるのも楽しいです。
四国発のうなぎ蒲焼便
【産地事業者のこだわりポイント(抜粋)】
四万十市:四万十食品
四万十川の河口域でとれるうなぎの稚魚「シラスウナギ」を、極力ストレスを与えず1年以上丹念にじっくり育てております。また、水・温度・餌にこだわり厳しい生産管理のもと飼育しているので、個体差がなく程よく脂がのり上質な旨みが特徴です。蒲焼きに使用するタレは化学調味料や合成着色料、酸化防止剤を一切含まないものを使用し、3種のタレを4回たれ付けをしてるので、皮目はパリっと身はふっくら焼きあがります。
バイヤーコメント
四国のうなぎというと四万十川の天然うなぎなどが有名ですが、国内で流通しているうなぎの約99%は養殖うなぎです。天然うなぎは今では入手も困難で安定的に供給することが難しくなっています。
養殖うなぎは一般的に需要の高い「土用の丑の日」に合わせて育てられることから6月から8月頃がおいしいと言われていましたが、現在は一年を通しておいしく育てられています。
天然うなぎは冬眠前の12月頃が旬なので、その頃に産地へ足を運び運がよければ産地で楽しんでみるのもよいですね。
ふるさと納税の返礼品では、養殖うなぎが中心となりますが、ウナギの肉厚感や皮のパリッと感はそれぞれ違うので、食べ比べてみるのもよいのではないでしょうか。
中部発のうなぎ蒲焼便
【産地事業者のこだわりポイント(抜粋)】
浜松市:海老仙
創業1922年、海老仙は浜松.浜名湖で魚介一筋、お客様の満足にお応えできる仕事を目指し日々精進を重ねています。
養殖場では上質で健康的なうなぎを育てることにこだわり日々うなぎと向き合っています。
熟練の職人が目利きした浜名湖うなぎを丁寧に焼き上げました。
うなぎ本来の美味しさを生かした蒲焼を是非ご賞味ください。
バイヤーコメント
中部・東海は代表的な郷土料理のひつまぶしや地域ブランドにもなっている「一色産うなぎ」など養鰻が盛んで、うなぎ料理店も多い地域です。都道府県別うなぎの生産量では鹿児島県に次いで第二位が愛知県です。
またうなぎの産地として人気の高い「浜名湖」ですが、今から100年以上も前からうなぎの養殖をおこなっていたという歴史もあり、かつては生産量の7割が浜名湖産だったこともあることから根強いファンが多いのでしょう。
長い歳月をかけて研究されてきた養殖うなぎは脂ののりがよく、皮も柔らかく美味です。
この地域には歴史のある名店が多くすべてを紹介しきれませんが、それぞれのお店が焼き方、継ぎ足しのタレなど特長があり返礼品としていただけるのは嬉しい限りです。
関東・東北発のうなぎ蒲焼便
【産地事業者のこだわりポイント(抜粋)】
成田市:川豊
井戸水で生かした新鮮なうなぎを、職人の技で「割きたて、蒸したて、焼きたて」で1
串づつ丁寧に手焼きし、秘伝のタレで香ばしく焼き上げます。うなぎの表面は、パリッとした食感とともに、ふんわりとした肉厚な味わいが広がります。
バイヤーコメント
代表的なうなぎの産地以外にも国内にはいたるところに美味しいうなぎを提供する地域があります。それだけ日本人にとってうなぎは親しみ深いソウルフードなのでしょう。
関東では成田山新勝寺の参道にはうなぎ料理店が軒を連ねています。参拝客をもてなすために江戸時代から続く名店も多く、店頭でうなぎを捌く風景など食べる前からワクワクしてしまいます。
また利根川流域のうなぎは古くから「坂東太郎」の名でも親しまれ、うなぎの食文化の奥深さを感じずにはいられません。
ここでは、東北で震災を乗り越え美味しいうなぎを提供される事業者や地元の素材を餌にするなど地域の特色を生かした美味しいうなぎをご紹介します。ご当地を感じつつ召し上がってください。